アニをん評価 ★★★★☆(86)
●原作 三部けい
●アニメーション制作 A-1 Pictures
●放送時期 2016年(全12話)
あらすじ
漫画家としてデビューするも、いまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年・藤沼悟。
彼は、彼の身にしか起こらない、ある不可思議な現象に不満を感じていた。
ーリバイバル(再上映)
何か「悪い事」が起こる直前まで時が巻き戻る現象。
それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。
・・・・・・まるで、誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように。
しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる。
自らの過去に向き合う時、悟が目撃する真実とは?
そして、悟の未来は?
引用元:プロローグ – あらすじ | TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト (bokumachi-anime.com)
シリアス感溢れる”時間逆行”サスペンス!!
本作品は主人公に起こるリバイバル(上記参照)から始まる物語となっています。
主人公が過去の自分に戻り、殺されるはずのクラスメイトを救うために奮闘するというもの。
タイムリープものキターーー!!\(^o^)/
はい、大好きですこういう設定。シュタインズゲートの影響でしょうかね。しかもノイタミナ枠!期待倍増でした。評価点については推しジャンルで加点してます、すみません\(^o^)/
とはいえ、ひいき目抜きにしてもかなり面白い作品です。
12話しかない中で、ここまで綺麗にまとまっている作品はあまりないです。
引用元:第一話「走馬灯」 – あらすじ | TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト (bokumachi-anime.com)
あえて子供時代に戻るという神設定
ただ時間が巻き戻ったというくらいの作品であれば結構あると思うんですけどね。そこをあえて子供時代に戻って~というのは面白い設定だと思いました。
身体の大きさや力の強さ、発言力行動力など、大人と比べれば大きなハンディキャップを負うわけです。当然そう簡単には上手くいきません。そこがまたハラハラ展開を生んで面白い!
引用元:第二話「掌」 – あらすじ | TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト (bokumachi-anime.com)
視聴者を引き込む展開づくりが上手い
これはアニメ制作陣の力ですよね。最後に衝撃の展開が待ち受けている部分が所々あります。
(視聴前)「明日は仕事早いし、1話だけ見て寝ようかな!(`・ω・´)キリッ」
(30分後)「こんな終わり方されたら次も見るしかないじゃないの( ˘•ω•˘ )」
(60分後)「いや気になるよこの先、このまま寝れないよ( ˘•ω•˘ )」
(90分後)「どうしよう寝れないよぅママン!!(ノД`)・゜・。」
となります(※個人の感想です)
何はともあれそれだけ引き込み力が強いということ。12話しかないので結構一気見してしまいました。
引用元:第五話「逃走」 – あらすじ | TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト (bokumachi-anime.com)
タイトル回収が素晴らしい
視聴前から「なんでこんなタイトルなんだろう?」と疑問には思っていましたが、ここに関しては物語の最後の最後に明かされます。柄にもなく結構感動してしまいました。
ぜひ最後まで見て確認してみてください。
結論 このアニメはおすすめ?
タイムリープもの、シリアスものが好きならうってつけの作品。
普通に完成度として高いので、かなり楽しめると思います。
話数も少ないので視聴するハードルも低いかと。
OP/ED
OP ASIAN KUNG-FU GENERATION 「Re:Re:」
出たアジカン!僕の青春時代はこの人達の曲で出来ているといっても過言ではないほど聴きました。
2004年リリースの曲が10年以上の時を経てOPテーマに抜擢されてます。すごい\(^o^)/
ED 酸欠少女さユり 「それは小さな光のような」
正直この作品を見るまで知らなかったです。このような凄い歌を歌われる方がいたのか!と衝撃でした。僕街の雰囲気に見事にあってますね。作中に流れるとかなり盛り上がります。
原作はヤングエース連載の大ヒット漫画
「このマンガがすごい!2014」オトコ編第15位、「マンガ大賞2014」第2位とかなり話題になりました。また、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」で、日本漫画初となる「グラフィック賞」に選出されたというスゴイ作品。
実写映画やドラマも公開されて知名度がグッと上がりましたよね。
なお、原作ではメインキャラにスポットを当てた短編外伝集も出ています。(第9巻として発刊)