アニをん評価 ★★★★☆(76)
●原作 ソウマトウ
●アニメーション制作 アニプレックス
●放送期間 2021年(全13話)
あらすじ
この館には秘密がある──
断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、
顔のない一族「シャドー」。
その“顔”としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。
ある日、“シャドー”一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形”が訪れ、
“影”と“人形”の不思議な日常が始まる。
世にも奇妙なゴシックミステリー、ついにアニメ化!
設定がスゴイ!シャドーと生き人形の関係性
この作品はヤンジャン連載の原作からアニメ化されたようですが、中々珍しい設定です。
顔の無いシャドー一族という貴族たちと、そこに仕える生き人形と呼ばれる子供たちのお話。
「シャドー一族って何者?」「生き人形って、まんま人間じゃん!」と序盤は色々疑問だらけです。
しかし中盤あたりから徐々にその秘密が明らかになっていくのですが、これがまたなかなか衝撃的。
気になる方は視聴してその目で見てみてください。
ミステリーではありますが、あまり他にないような作品ですね。
シャドー、生き人形たちの絆が本作の見所
一応ジャンルではミステリーですが、ガチガチミステリーではありません。
序盤は結構ほんわかとしている展開多め。(個人的にすす病のシーンは結構ショッキングでしたが)
シャドー家の中では序列が存在しており、シャドーと生き人形がペアを組んで「お披露目」を行い、認められれば序列を上げていくことができるという制度があります。
本作はここがメインになっており、各人たちの絆で様々な試練を乗り越える様子が見どころです。
もう少し刺激があってもよかった
あくまで個人的な意見としてですが・・・。
面白いは面白いです。普通にサクサク視聴できますし、「すす病」など、おおッ・・・!!とショッキングな展開もあり。
ただ、もう少し怖さというか、そういった演出を押し出して欲しかったなと思いました。
たぶん個人的な趣味趣向の問題だとは思うんですけどね。あまりガチガチなミステリーに寄せても作品のバランスが崩れてしまいそうなので。
ここは私の好み、というところでしょうか。
結論 このアニメはおすすめ?
珍しい設定で普通に面白いが、シリアス系統としては少し弱い
好みが出てしまいました。でも普通に面白かったです。
2期が2022/7月から放送開始とのことで、この先どうなるのか期待しながら見てみたいと思います。
謎が明らかになっていく部分はかなり面白いところあるんだよなあ・・・。
OP/ED
OPテーマ 末廣健一郎 「a hollow shadow」
※公式動画がないのでリンク無し
EDテーマ ReoNa 「ないない」
冒頭からミステリーを匂わせる雰囲気をめちゃめちゃ感じてかなり良き。サビの盛り上がりも最高です。